投資の本質は
「将来にリターンを得るための行動」
です。
『将来に』が超重要です!!
投資をするうえで最も大切な概念であり本質なのですが、多くの人はついつい忘れてしまうことがしばしばあります。
目先の利益や損失に捉われてしまうことが非常に多いのです。
投資は投機やギャンブルとは違いますので、短期間でお金持ちになれるものではありません。
時間をかけて着実に資産形成をしていくものです。

将来的にリターンを得られるシナリオを描き、リスクを低減しながらリスク許容度の範囲内で地道に時間をかけてコツコツと機械的に行っていくことこそが、知識も時間もプロの投資家に及ばない個人投資家の勝てる唯一の方法です。
投資で将来的にリターンを得るためにやることは
「非常につまらないことを淡々と続けること」
です。
「投資の神様」と言われるウォーレン・バフェット氏の言葉で
「投資は簡単だが、簡単なことを続けることが難しい」
という言葉もあります。
投資一つ一つの行動は簡単だけれども、それをぶれずに継続することが多くの人にとって難しいという事です。
多くの人が長期投資をイメージしてコツコツと機械的に投資をしていたとしても、短期的な株価の高騰や暴落に一喜一憂して、時にはイケイケで無駄に買ってしまったり、時にはパニックになって無駄に売ってしまったりするのです。
それらの売買こそがリターンを押し下げる結果になります。
長期的に将来のリターンを求めているはずなのに、高騰や暴落に対して行動を起こすという事は、短期的なリターンを求めていることに他ならないのです。
しかしその短期的な行動の結果は、リターンを得られることはほとんどないと言っていいと思います。
日々の値動きは無視して、長期的に見てリターンが期待できる方法で投資をしていきましょう。
高騰しようが暴落しようが、投資方法に変更はありません。
目指しているのは高いリスクを伴う短期的な一攫千金ではなく、リスクを低減した長期的な資産形成です。
プロの投資家ではない多くの個人投資家にとっては
「ドルコスト平均法を用いたインデックスファンドへの長期投資」
が資産形成をする上での最適解になると思います。
これは具体的な投資方法の話であり、詳しくはまた後術しますが、あくまでも短期的な一攫千金ではなく、長期的な資産形成をするという前提の上に成り立っています。
そしてこの前提を守り続けることによって、個人投資家でもプロに負けないリターンを得ることが可能になります。
日々の値動きに目を奪われ、高騰や暴落で冷静さを保てず無駄に売買をすることは、リターンを押し下げたり、時には長期で見ても損失を出してしまう結果になります。
とにかく私たち個人投資家のやるべきことは、短期的な損益は一切無視して淡々と投資を継続することです。
これを絶対に忘れないようにしてください。
忘れたその時から、ダメージを負って投資市場から退場しなくてはならなくなる時が近づいてきます。