【注意!!】毎月分配型は絶対買ってはダメ

危険 投資
【注意!!】毎月分配型は絶対買ってはダメ

基本的に投資信託は中長期的に資産形成するのに適している商品で、日本には6000本近く存在します。

すごい数ですよね。

しかし残念ながら、そのほとんどがゴミ商品と言っても過言ではありません。

つみたてNISAの対象銘柄が約160本しかないのを見ても、ゴミ商品がいかに多いかがわかりますね。

つみたてNISAは、中長期的な資産形成に適している銘柄を金融庁が選定しています。

要は国のお墨付きということです。

逆に言えばつみたてNISA対象銘柄以外の銘柄は、中長期的な資産形成に適していないわけです。

手数料が高いボッタクリ商品だったり、投機性が高かったりなどが理由です。

それらのゴミ商品の中での代表格として毎月分配型投資信託があります。

毎月分配型を買うのは絶対にやめましょう。

毎月分配型の中にも、株式や不動産や債券やそれらを混ぜたバランスなど様々なタイプがあります。

でもそんなことは関係なく全てゴミです!!

毎月分配型投資信託は全てゴミ商品!!

絶対に買うのはやめましょう!!

もはや、このことだけ心に刻み込んでもらえれば、この先は読まなくてもいいくらいです!!

そのくらい「毎月分配型投資信託」は絶対買ってはいけない筆頭のゴミ商品です。

ぜひ心に刻み込んで、ご自身が買わないようにするだけでなく、周りの人で買いそうな人や買ってしまっている人を止めてあげてください!!

では、毎月分配型投資信託がなぜゴミ商品なのかを説明していきます。

毎月分配型投資信託は、残念ながらシニア層を中心に人気があります。

「年金の代わりに」や「年金の足しに」というような謳い文句で、主にシニア層の退職金をターゲットにした商品です。

まずは毎月分配型がどのような商品なのかを理解しましょう。

<毎月分配型投資信託とは>

毎月分配型投資信託

毎月分配型投資信託は、その名の通り毎月分配金を貰える投資信託です。

例えば年に分配金が10%貰える毎月分配型の銘柄を1000万円購入したとします。

すると年に100万円、月にすると8万円強の分配金を受け取ることができることになります。

このように考えると「年金の代わりに」や「年金の足しに」という謳い文句通り、退職金で毎月分配型を購入してリタイア後の生活費にするのは有効に思えてきますね。

しかし毎月分配型投資信託の分配金には問題があります。

それは分配金の出し方です。

投資信託の分配金には「普通分配金」と「特別分配金(元本払戻金)」の2種類があります。

毎月分配型投資信託は、この「特別分配金」で毎月の分配金を支払っていることが問題なのです。

<普通分配金と特別分配金(元本払戻金)>

分配金

普通分配金は利益の中から出す分配金であるのに対して、特別分配金は元本を取り崩して出す分配金です。

毎月分配型投資信託のほとんどは、この特別分配金によって元本を取り崩しながら分配金を出しています。

資産を増やして、その増えた分を分配金としてもらっていると思っている人が多いのですが、実は元本自体もどんどん減ってしまうことがほとんどです。

要は貯蓄を取り崩しているのと同様です。

但し勘違いしないでもらいたいのは、取り崩すこと自体は一概に悪いことだというわけではありません。

優良な投資信託で資産形成していても、リタイア後は取り崩しながら生活費にしていくことは当然あり得ることです。

しかしそれを毎月分配型投資信託で行うことは、非常にデメリットが大きいと言えます。

その理由を見ていきましょう。

<毎月分配型投資信託のデメリット>

デメリット

デメリットとして以下のことがあります。

  • ・元本を取り崩していることを理解していない人が多い。
  • ・分配率が高いものが多く、特別分配金の部分が大きい。
  • ・手数料がとてつもなく高い。 一つずつ見ていきます。

一つずつ見ていきます。

元本を取り崩していることを理解していない人が多い

これは理解していない購入者側も当然責任があります。

自分が理解していない商品は絶対に買ってはいけません。

しかし、売る側がちゃんとわかるように説明をしていないというのも事実です。

売りつけるためにいい事ばかり言っているわけです。

最悪です。

あたかも未来永劫、安定して高い分配金を貰えるように勘違いするように説明してくるのです。

気付いた時には元本が半分になっていたなんてことは、よくある話です。

まずしっかりと理解することが大切です。

ただ、理解したとしても毎月分配型は買うべきでないのは変わりません。

分配率が高いものが多く、特別分配金の部分が大きい

毎月分配型の人気の理由は、毎月安定して分配金を貰えることと、高い分配率です。

毎月多くの分配金を貰えるということです。

しかし、分配金を多く貰えるということは、特別分配金の部分が大きいということです。

つまり、速いスピードで元本を削ってしまっているということです。

安定して年利10%とか20%の利益を出せることなど、まずあり得ません。

元本を失ってしまえば、当然分配金も貰えなくなっていきます。

手数料がとてつもなく高い

最大のデメリットがこれです。

投資について少し勉強したらわかることですが、年利6~7%の結果を出せればかなりいい数字です。

それに対して毎月分配型の手数料は、例えば購入時に3%、年間2%、売却時0.3%といったレベルで取られます。

もっと取られる場合もあります。

購入時に3%、年間2%取られてしまえば、最初の1年でいきなり資産の5%を失います。

そして更にタチの悪いことに、買い替えや追加購入などを勧められます。

そこでまた購入時手数料や売却時手数料を取られます。

毎月分配型投資信託は、銀行や証券会社の窓口で最も勧めてくる商品の一つです。

理由は簡単です。

手数料が高いため、売り手側が儲かるからです。

断言しますが、1ミリも購入者である皆さんのことを考えていません。

奴らは手数料をいかにとるかしか考えていません。

全く資産を増やせないようなゴミ商品を「安定して高い分配金」「年金の代わりに」などのような耳障りの言いフレーズを並べて、手数料を奪うために売りつけてくるのです。

手数料を皆さんからカツアゲするための合法的詐欺商品ですね。

<まとめ>

結局のところ毎月分配型投資信託は

売り手側は、安定して高い利回りで毎月お金がもらえるような商品と説明してくるが、実際には、無駄にバカ高い手数料を巻き上げられながら自分の貯蓄を取り崩している合法的詐欺商品

ということです。

最悪ですよね。

こんなゴミ商品は絶対に買わずに、手数料は安くリターンも期待できるような優良な商品に投資をして、自分で少しずつ取り崩しましょう。

また毎月分配型投資信託だけの話ではありませんが、投資をする上での鉄則として、銀行にしても証券会社にしても窓口に近づかないようにしましょう。

投資はネット証券で一択です!!

窓口から買える商品は全てゴミ商品です。

窓口で買える商品に優良なものは一つもありません。

優良な商品は手数料も安くて稼げませんからね。

優しそうにアドバイスしてくれる担当者は、皆さんから手数料をいかにとるかしか考えていません。

窓口で行われていることは、合法的詐欺です。

絶対に近づかないようにしましょう。

最後に繰り返します。

毎月分配型投資信託は全てゴミ商品!!

絶対に買うのはやめましょう!!