「お金持ちになるまでの道のり①」(リンク)で説明したように、お金持ちになるには、資産を買って、お金を働かせてさらに資産を生み出すことが必要です。
つまりはお金持ちになるためには、投資をする必要があるという事ですね。
主な投資としては株式投資と不動産投資が挙げられますが、まずは株式投資をお勧めします。
不動産投資は上手にやれれば株式投資よりも高いリターンも期待できる投資なのですが、動かす資金が大きい分、失敗をしてしまうと取り返しがつかなくなることも多々あります。
不動産投資をする際には、相当勉強して知識を得てからにした方がいいです。
また、不動産投資は株式投資に比べて物件を探したりリフォームしたりと、かなり時間を割く必要があります。
投資初心者が仕事をしながら最初にする投資としては、不動産投資はハードルが高すぎると思います。
ですから、まずは株式投資から始める方が良いと思います。
資金的に余裕ができたり、十分に勉強して知識を身につけることができたら不動産投資に挑戦してみるのもいいと思います。
では株式投資をするためにどんな準備をしていけばいいのでしょうか。
投資は「資産を増やす」ことが目的ですから、そもそも元となる資金が必要です。
俗にいう種銭ってやつですね。
当然投資にまわせる資金が大きければリターンも大きくできますが、無理は禁物です。
最初は少額から始めて、徐々に無理のない範囲で投資にまわす金額を増やしていきましょう。
<投資資金について>
まず投資に使うお金についての3つの鉄則です。
投資資金の鉄則
- ① 余裕資金で行う
- ② リスク許容度を把握して、その範囲内で行う
- ③ 生活防衛資金を確保する
①:投資には必ずリスクがあるので、投資資金は必ず失っても生活に困ることのない余裕資金で行いましょう。
②:自分のリスク許容度をしっかり考えて把握した上で許容範囲内のお金で行いましょう。 (リスク許容度についてはこちら リンク)
③:さらに6カ月~1年の間生活できる生活防衛資金も確保しておきましょう。
もちろん、生活防衛資金を貯めながら、勉強がてら投資をスタートするのもいいとは思いますが、生活防衛資金が確保できていない間は投資への資金は本当に少額にした方がいいです。
投資は続けることが何より大切ですから、無理のない範囲で行ってください。
この投資資金の鉄則は絶対に何があっても守りましょう!!
<投資までの流れ>
稼ぐ
給与収入・副業収入
↓
貯める
倹約
生活防衛資金の確保
↓
増やす
リスク許容度の範囲内で
余裕資金を使い投資
投資をして資産を「増やす」ためにも、まずは投資資金を作ったり、生活防衛資金を確保したりするために、お金を「貯める」をいうところから始める必要があります。
とても当たり前のことですが、お金を貯めるためには収支のバランスが大切です。
貯蓄=収入-支出
となるのでより多く「貯める」ためには
- 収入を増やす=より稼ぐ
- 支出を減らす=倹約する
という事が必要となります。
しかし収入は急に増えるものではありません。
給料が上がるにしても副業で稼ぐにしても、時間をかけて取り組まなければいけないものです。
もちろん、時間をかけて取り組んで収入を増やしていく必要はありますが、短期間での成果というところでは難しいです。
それに対して支出はすぐに成果の出るものです。
支出を減らせばお金は貯まりやすくなりますし、さらには生活費が圧縮されるので生活防衛資金も少なくて済みます。

このように支出を減らせばお金の貯まるスピードが上がるだけでなく、必要なお金も少なくなります。
誰もが無駄な支出があると思います。
実は生活の満足度を下げずに削れる支出は結構あります。
そして、支出を減らすことで本当に生活は楽になります。
気持ち的にも心が軽くなりますよ。
どのような項目の支出を削減した方がいいかは、また説明します。

大まかにはこのような流れになります。
投資をするだけでお金持ちになれるわけではなく、収入や支出も大きな要素です。
特に支出はとても重要です。
富裕層の大半が倹約家である、というデータもあるそうです。
次からは具体的にどのようなことをした方がいいのか考えていきましょう!